2025/08/28「原作準拠しながらも白石節は健在!」

話したいことの写真

近畿地方のある場所についてを見てきたぞ!!
まず皆安心しろ!ちゃんとゲロシーンはあるし「こいつ吐くな」ってすぐ分かるぞ。
そして、しっかり怖いし面白い!みんな劇場へ急げ!!
特に白石晃士の手腕を感じたのは、文字媒体を映像媒体に置き換えていたとこだな!
普通に映画化するなら、原作通りに雑誌のアーカイブを二人が読むという設定のまま、その記事の内容が俺たち鑑賞者には映像として見えているという形をとりそうなもんだ。(残穢って映画はそんな感じで怖かったぞ)
しかし、やつはそれをせずに自分の得意分野であるPOV映像にほぼすべて置き換えている。ただ内容は原作通りで、うまいこと変換されているんだ。もちろんその映像はかなり怖くて気味悪いぞ!
若干見にくいかもしれないが、書籍版で読んだ時と同じ、アーカイブを自分がたどっているという感覚に近いものを感じることができて、「変換されてるからこそ原作準拠」という「攻撃は最大の防御」的な姿勢を感じてしまったぞ!
後半の展開はthe白石晃士的な雰囲気もあってワクワクしたな!
得体のしれない不気味さは書籍版の方が感じるから、読んでない人はぜひ読んでくれ。

そういえば、チケット買う時榎本にティラノサウルス1枚って言ったら無言で一般のチケット渡されたぞ。なんなんあいつ?